つくる技術
多種多様な切板加工、高難度な開先加工やガス溶断複合加工、建設機械・作業機械関連の製罐加工など、最新設備と職人芸の融合がここにあります。
開先ロボットでも困難な曲線を生み出す、熟練の職人芸。
溶接を行う溝を、切板角部(端面)を溶断や切削によって削ぎ落とす開先(かいさき)。その標準形状にはI形、V形、X形 、レ形、K形、J形などがあります。
当社では、この作業に熟練の技を持つ専門技術者を配置。その高い技術によって、ロボットでも難しいとされる曲線やサーフィンといった開先加工を芸術的に仕上げます。
ガス溶断複合加工高度な二度切り技術で、複雑な立体製品にも対応。
立体製品のために、ガス溶断を複数回重ねる加工である「二度切り」。大量生産が必要な立体製品は鋳造することが一般的ですが、多品種少量生産が求められる場合、この二度切りの精度が問われることになります。
当社の技術者によって作られた立体製品は、まるで鋳物品と見間違うほどの仕上がりを誇り、その高度かつ確かな技でニーズにお応えします。
アタッチメント製造フォークリフト利用の幅を広げる、
特殊なアタッチメントにも対応。
さまざまな形状、重量のものを安全にかつ効率良くつかまえることが求められるフォークリフトのアタッチメント(付属品)。当社では、そのアタッチメントを鋼板からパーツ板を切り出し、それらの切板を図面通りに組み上げ、溶接や機械加工を行ってお客様に提供しています。
特殊なアタッチメントについても、お客様のご要望に応じて、一品ごとに対応いたします。
切削(深掘り)設備と技術を融合することで、鋼板部品の軽量化を実現。
鋼板部品を軽量化するために、表面に溝を掘る深堀り。当社では普通の鋼板はもちろん、耐摩耗鋼のような引張強度や硬度が高く、溝を掘ることが難しい鋼板であっても、それを可能にする設備と技術を備えています。
写真は、鉄筋コンクリート構造の建物や土木躯体を壊すための破砕機の爪部です。この1枚の切板の重量は420Kgあり、重機の先端に取り付けるには重過ぎます。そのため厚さ100mmの鋼板の表裏に溝を掘り、軽量化しています。
耐摩耗鋼板耐摩耗鋼板について、
国内トップクラスの充実したラインアップ。
当社では、豊富な鋼種をご用意しております。なかでも、摩耗の激しい部材の軽量化に最適な耐摩耗鋼板のラインアップは、国内トップクラスの充実度を誇っています。
また、お客様のご要望に応え、鋼板単体での販売も承っています。